地域日本語教育ってなに?
「地域日本語教育」とは、私たちの周りに住む、日本語を母語としない外国人などが、生活などに必要な日本語を身に付けられるよう学ぶのを支援することです。
外国語として日本語を学ぶ人たちは、すでに日本語以外の母語を持っています。また、ことばだけではなく、母文化も持っています。なんらかの理由で日本に住むことになった人たちが、外国語として日本語を学び、日本文化に慣れるのは大変なことです。その負担を少しでも軽減できるよう、同じ地域住民として共に生きるための支援をします。
2019年6月28日に日本で初めての日本語教育に関する法律として、「日本語教育の推進に関する法律」(通称:日本語教育推進法)が公布・施行されました。この法律には、日本語教育を推進するうえでの「国の責務」「地方公共団体の責務」「事業主の責務」「連携の強化」「法制上、財務上の措置等」「資料の作成及び公表」が明記されています。
神戸市では2019年7月に、文化庁の「地域日本語教育の総合的な体制づくり推進事業」として補助を受け、KICCが実施団体として「神戸市における地域日本語教育体制整備事業」を開始しました。
このページでは、KICCの地域日本語教育への取り組みについて、お伝えします。